茨木産ごはんのカフェsatonoに新デザート!大切にした2つの思いとは
はい、茨木ジャーナルです。
立命館大阪いばらキャンパスの東側・VIERRA茨木新中条の「季節のごはんカフェsatono(以下satono)」。
4種類のパフェが新しくメニューに仲間入りしました。
茨木産の食材を使ったメニューづくりを大切にする、satonoさん。
新しいパフェにこめた思いを、オーナー・樋口智香さんにお聞きしました。
(写真提供:季節のごはんカフェsatono)
- satono新メニューは4つのパフェ
- パフェ誕生の理由と大切にしたコト
- 1、誰かではなく、みんなが作る
- 2、フードロスを減らすミッション
- ランチ後にもOKなボリューム感
- 季節のごはんカフェsatono基本情報
satono新メニューは4つのパフェ
saotnoに登場したのは次の4つのパフェ。(写真左から順に)
- キャラメルプリンパフェ
- チョコ&珈琲ゼリーパフェ
- 抹茶あんこ生クリームパフェ
- 苺ベリー&チーズケーキパフェ
パフェには、saotnoの人気メニューのプリンや抹茶のあんマフィン、茨木産のお米を使ったポン菓子など、ファンにもうれしいスイーツが使われています。
4つのパフェを紹介しましょう。
キャラメルプリンパフェ
清水養鶏場のたまごを贅沢に使った濃厚プリンとキャラメルポン菓子という、茨木三昧の層。
一番上にsatonoのラングドシャ、というsatonoで人気の味を一度に楽しめるパフェ。
7月下旬にお聞きすると「現時点での一番人気」だそうです。
チョコ&珈琲ゼリーパフェ
「この珈琲ゼリーはおいしいですよ!」と、スタッフの熱量がハンパない印象のパフェ。
ガトーショコラと珈琲ゼリーが層になった「大人っぽいパフェ」です。
「茨木市のカタチ?」と思ってしまったチュイールのトッピングは、作るのもムズカシイのだとか。
偶然できるカタチを楽しむ、大人パフェです。
抹茶あんこ生クリームパフェ
抹茶プリンと「餡の橋本(茨木市)」のあんこ、茨木産のお米で作ったポン菓子が層になった、satonoさんらしいパフェ。
手作り胡麻クッキーとsatonoのあんマフィンをトッピング。これまでにも登場した「satonoの抹茶パフェ」をさらに贅沢にしたパフェです。
苺ベリー&チーズケーキパフェ
自家製のベリーソースと冷たいチーズケーキを組み合わせたフルーティなパフェ。
アイスクリームの上にトッピングされているのは、苺メレンゲ。姉妹店BONOcafeが作るクッキー缶‐綾‐にも、ときどき登場するやさしい味の焼き菓子です。
パフェ誕生の理由と大切にしたコト
新メニューを作ろうと考えたとき。
樋口さんが思い浮かべたのは、ランチのあとや親しい人とのおしゃべりを楽しむ時間、ひとりで過ごす時間のことでした。
「ゆっくり過ごしてほしいなと思って。だから『そのシーンにあるとウレシイ』と思えるデザートを作りたかった」
これまでも「期間限定のパフェがあるとお客さんも楽しんでくれた」と、グランドメニューとしてパフェを作ることにしました。
そのとき、大切にしたことが2つあったと話します。
1、誰かではなく、みんなが作る
有名ホテルのパティシエールとしての経験を持つ、樋口さん。
「私しかできない、というデザートではアカンのです」と言います。
ベースはもちろん、繊細な仕上げのところまで、スタッフみんなができるメニューにすることを大切に、レシピを考えました。
(satonoスタッフ手書きの記録ノート)
見せてくださったのは、スタッフ自ら手書きしているノート。盛り付け方を記録して、みんながわかるようにキッチンに置いているのだとか。
「お客さんは『satonoのパフェ』を食べようと注文してくださる。
だから、みんなが『satonoのパフェ』を出せないとね、ってこんなに頑張ってくれてるんです。嬉しいですよね」
凝り過ぎず、でもsatonoらしさもちゃんと表現したいと考え抜いたメニューです。
茨木市のカタチに見えた、トッピングのチュイールも横から見ると、こんなに薄い!
「パリッと割れたらやり直し。最後まで気が抜けないです(笑)」と話すスタッフさんからは、ムズカシイことにチャレンジする楽しさも伝わってきました。
2、フードロスを減らすミッション
もう一つ、樋口さんがパフェを考えるにあたって大切にしたのは、フードロスの軽減です。
「ロスをなくすことはむずかしい。でも、やっぱりロスが出るのはもったいないし、店をしている以上、取り組むべき課題やと思ってる」と話します。
(↑写真は2020年5月)
(↑写真は2019年5月)
パフェメニューもよく見ると、satonoの人気デザートを組み合わせたりアレンジしていることに気付きます。
まるで、satonoにあるモノを「こう組み合わせてもおいしいよ!」と、提案してくれているよう。
(写真はsatonoに飾っている、茨木北部・車作の風景画)
「おじいちゃんの作った野菜が捨てられるのを、なんとかしたかった」
樋口さんが茨木産のものでメニューを、と考えるきっかけに繋がっている気がしました。
ランチ後にもOKなボリューム感
パフェがどれぐらいのボリュームなのか、私も食べに行ってみました。
結論。
ランチのあとのデザートにもOK!
初めて食べたのは、苺ベリー&チーズケーキのパフェ。
トッピングがクリームっぽくて「重たいのでは?」と見えますが、これ、大きな苺メレンゲです。
だから、軽い!
冷たいチーズケーキもサクサク感があって、見た印象よりライトなのが特徴です。
次に選んだのは、チョコ&珈琲ゼリーのパフェ。
トッピングのチュイールが、香ばしい!コーヒーゼリーのコクも、他にはないおいしさでオススメ。
「パフェ+ドリンク」「ランチ+パフェ+ドリンク」もお得で「ゆっくり過ごしたい」を後押ししてくれています。
ちなみに…。
私は、パフェに「奈良月ヶ瀬の煎茶」を合わせました。
お茶の甘味が、とんでもなくぴったり!さっぱりするし、迷ったらコレです。
紹介した4つのパフェは「食べたいときに食べられる」グランドメニュー。
だからこそ「甘いものをちょっとチャージしたい」と思ったら気軽に、ぜひ!
茨木産の食材を使ったごはんと一緒に、ゆっくりどうぞ。
季節のごはんカフェsatono基本情報
施設の駐車場(有料)があるので、雨の日や暑い日も車で行けちゃいます!
120分サービスも受けられるので、駐車券をお持ちくださいね。
所在地 茨木市新中条町1-30 |
営業時間 11:00~17:00 (ごはんものLO 16:00) 定休日 年末年始 |
電話: 072-627-8222 ☆席予約できます。 (日祝の予約は11時からのみ) ★混雑時は90分制でお願いすることもあります。 |
施設併用の駐車場、駐輪場があります。 (駐車場は、500円以上のご注文で120分無料) |
【satonoホームページ】
☆SNSでも情報発信をしています。 |
下の記事もぜひ。
■ホームパーティにもおすすめ!
2020年11月24日公開
【とことん茨木!おもてなし弁当でホームパーティを-季節のごはんカフェsatono】
■satonoにこめられた思いは?
2019年5月22日公開
【季節のごはんカフェsatono-山とまちの手しごとを発信する場所】
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2018年11月3日公開
【育てる人と作る人。伝えたいのは、茨木の価値-千提寺farm.とBONOcafe】
■姉妹店BONOcafeについては、この記事で
2017年2月28日公開
【茨木の山の恵みを街へ伝えるボノカフェ・樋口智香さんの話】
新中条町1-30, 大阪府, 日本
タグ:JR茨木, いばきた, いばジャルおすすめ記事