南茨木に期間限定のアート作品!学生が考える「街の魅力」をアーティストが表現-茨木の風景
はい、茨木ジャーナルです。
阪急・モノレール南茨木すぐ、阪急グリーンプラザにあった本屋さん。2024年7月で閉店をしています。
そのあとどうなったかな、と行ってみると
(写真は2025年6月2日)
マンションギャラリーができていました。
南茨木エリアに新しいマンションを建設中。
ここから東、中央環状線沿いでマンションの工事をしていたなと思って、そちらへも行ってみます。
歩いて5分ほどの場所です。
ドーン!
久しぶりに通ってみると、建設現場の囲いが一つのアート作品になっていました。
写真で伝わるでしょうか。
実際にその場で見ると迫力満点ッ!
どういう絵だろう…。とにかく大きい!
ヘッドフォンをした人が読書をしているようなシーンかなぁ。くつろいでる雰囲気を感じて「いいなぁ、こんな居場所があったらなぁ」なんて思っちゃいます。
アート作品全体をカメラに収めようと思って、斜めにしてみたり…。うーん、大きい!
全部を収めることはあきらめて、一部をパチリ。
これ、印刷…じゃないか。描いたのでしょうか。いや、こんな広い場所に描くのってムズカシソウ。
壁面の端に、サインも入っていました。
描かれたのは「街の魅力」-イニシア南茨木
(写真提供:株式会社コスモスイニシア)
この場所で建設しているのは、マンション「イニシア南茨木」。
同じ敷地内に学生マンションが隣接する、新築分譲マンションです。
「実際に住んでいる方の視点で街の魅力を伝えたい」と考え、立命館大学と株式会社コスモスイニシアとの『共創』の企画が実現。
茨木市にキャンパスを構える立命館大学の学生の皆さんに、工事現場の仮囲いに施すデザイン企画を募ることからスタートして、この風景が作られたのだそう。
地元の学生さんだからこその視点・切り口で茨木の街の魅力をプレゼン。
立命館大学映像学部の石橋春香さん(当時1回生)の提案した企画が、最優秀賞に選ばれました。
選ばれた企画をもとに、アーティスト・Jack Lackさんがデザイン化。「イニシア南茨木」の建設現場の仮囲いに、ペインティングされたのだそうです。
仮囲いへのペインティングは、Jack Lack氏がドイツから来日して2025年4月17日から始まり、4月25日に完成。
居心地の良い空間が、仮囲いの向こう側に作られていることがこの作品から伝わります。音楽(楽器)や本などの茨木市の文化要素も取り入れられた作品が完成していました。
迫力のあるアート作品は、この囲いのある間だけ見ることのできるもの。
地元の大学生の提案した企画が、作品になっているところがステキだなぁと思いました。
近くには元茨木川緑地もあり、自然を近くに感じられる南茨木。
文化と時の流れや「その人の居場所」が、街とゆるやかにつながっていると想像させてもらえる作品でした。
【イニシア南茨木 現地】
所在地 大阪府茨木市東奈良三丁目326番3 【コスモイニシア公式サイト 関連記事】 |
近くにあるお店
南茨木エリアにも、個性豊かなすてきなお店がいっぱいありますよね。
(紹介記事の内容は、取材時のものです。最新情報はお店のサイトなどでご確認ください)
■近くにある「海鮮料理と酒 いくひさ」はおすすめです。
(2019年4月9日記事)
【漁師めしランチ!南茨木「海鮮料理と酒いくひさ」で】
■南茨木駅に近いカフェも♪
(2021年11月20日記事)
【南茨木の珈琲とワインの店「WALT」がおいしくて雰囲気もステキ】
■13分ほど歩いた場所にケーキ屋さんもあります。
(2023年8月11日記事)
【今日は山の日!パティストリーTroyes(トロワ)のケーキに登頂!】
■トロワさんと同じ通りにあるキンパのお店。
(2024年5月25日記事)
【茨木市真砂の韓国グルメの店ドルハルバンへ。ランチなら時間限定チキンキンパ弁当がイイ!】