いばきた(茨木北)野菜を買える日替わりマルシェへ!-アグリファーム佐保の日
はい、茨木ジャーナルです。
山が近くにある街・茨木市。
「いばきた」と親しみを込めて呼ばれているのが、茨木市北部エリアです。
街なかから車で20~30分走れば、もう山の中。わりと近いんですよね~。
とはいえ「なかなか行けない…」という人も多いかも。
今回は、街のなかで「いばきた」を感じられるスポットを紹介!
JR茨木駅すぐ、茨木ショップタウン1階で定期的に開催される、いばきたマルシェです。
茨木の北部で丁寧に作られた野菜や米や加工品を、街なかで買い物できますよ!
(☆販売スケジュールをチェックしてくださいね~)
アグリファーム佐保のいばきたマルシェへ!
9月3日金曜日。
茨木ショップタウンの「いばきたマルシェ」へ、久しぶりに行ってきました。
「いばきたマルシェ」は、日によって出店している農家さんが異なり、この日に販売していたのは、茨木市佐保地区の「アグリファーム佐保」の皆さんです。
地元野菜の人気は高く、お昼前には売り切れる日もあると聞き、10時少し前に行ってみました。
照明も設置され、ググっと「マルシェ」っぽい~。
朝一番は、野菜もたっぷり!
見慣れた野菜もあれば形に特長のあるものも。オクラは、ふだん見る「五角形」のオクラと、少し長さのある「丸オクラ」が並んでいました。
ぱぷ丸という、かわいいサイズのパプリカも。
普段目にするパプリカよりも甘さがあり、このまま食べるのがおすすめだそう。
イベントなどでよくお会いする「かよぶたオーブン」さんのパンも並んでいました!
お客さんは、10時前から並んでる!
「地元の野菜」はやっぱり人気。
オープン前から、店横のイスに10名ほどのお客さんが座って待っていらっしゃいました。
買い物は、担当の方が数人ずつ順番に案内してくれるようになっていて、落ち着いて野菜を選べます。
珍しい野菜も並んでいて、農家さんに「これ、どうやって食べるの?」と教えてもらう人も。
農家さんからも「今日はこれがおすすめ」と提案してもらえるので、ノープランで買いに来ても大丈夫。
会計も順番に案内してくれて、とにかくスムーズ。初めてでもドギマギせずに済みそうです。
「農家さんに会える」とお客さん
買い物を終えたお客さんに、少し話を聞いてみました。
「毎回来てる」という人が多く、中にはバスに乗ってこられている人も!
「農家さんに会えるのが楽しみ」と、多くの人が野菜選びでのやりとりを楽しんでいるようでした。
「珍しい野菜は、スーパーとかで見かけても通り過ぎることもあるけど、ここなら農家さんに作り方を聞けるでしょ。それがいい」
「初めて見る野菜も、作ってみようって挑戦したくなる」
「こんなときだから、直接お話できる機会って貴重」
農家さんとのやりとりがあることで、料理の幅が広がったという声も聞かれました。
「地元の野菜は、やっぱり新鮮」という声がやっぱり多い。近くの山で育てられ、収穫して間もない野菜の味は格別、と多くの方が実感していらっしゃるようです。
「作った人から買えるのが、なんとなく安心で」と、いつも子どもさんと一緒に買いに来るという人もいらっしゃいました。
「楽しいし嬉しい」と農家さん
あんなにたくさんあった「ぱぷ丸」も、オープンから30分を過ぎたころには残りわずかに。
「わぁ、売り切れてしまう…」と驚いていると「今日はまだ残ってるほうやね」とおっしゃるのでさらにビックリ。
アグリファーム佐保の庄田英一さん、下門文雄さん、下野智さんにもお話をお聞きしました。
アグリファーム佐保は、地域の5軒の農家さん。
「いばきたマルシェで売る分を、いつもよりちょっと多めに作ってる」
「おいしいと言ってもらえるとうれしいし、佐保のことを知ってもらいたいからね」と話します。
もともと兼業農家だった庄田さん、下野さん、下門さん。野菜作りは、定年してから本格的に始めたそう。
「最初は、なんにもわからんかった。いつ植えたらいいのかも、誰も教えてくれへんし」と下野さん。下門さんも「土づくりが大事なことはわかるけど、どうしたらいいか…。たくさん失敗したなぁ」と振り返ります。
「山の人が野菜を作って、街の人がおいしいと喜んでくれる。野菜が山と街を繋いでくれてるなあと思う」と庄田さん。
「買いに来てくれて喜んでくれる人がいるから、嬉しい。お互いに顔を覚えて会話もできるようになったし、楽しい」と言います。
赤しそのシロップを作ってみた
せっかくなので、私もちょっと買い物を。
今回初めてトライしたのが、赤しそ。
農家さんが「こうして、こうやったらいいねん」と話しているのを聞いて、自分でも赤しそのシロップを作りたくなっちゃった。
「赤しそもそろそろ終わりやなぁ」だそうで、このチャンスを逃すわけにはいかんッ。
ツヤツヤの赤しそは、洗ってから葉っぱを取っていきます。
農家さんの話を思い出しながら作業をしていると、一枚もムダにはしたくない気分。
教わったとおりの分量でお湯を沸かし、赤しその葉を沈めて煮出します。
一瞬「う、この色で大丈夫なのか…」と焦るほどの深い色になったのですが、レモン汁をいれると鮮やかな赤色になりました。
初めて自分でやってみて、おいしく完成。
すっごい達成感!!
他にもヒスイナスやぱぷ丸などの野菜も買い、豊かな食卓になったなぁと大満足。農家さんとのやりとりを思い出すと、余すところなく使いたい気持ちにもなりました。
いばきたマルシェの販売スケジュールは下表のとおり。
アグリファーム佐保さんは、ほかでも野菜の販売をしています。Instagramもチェックしてみてくださね!
【いばきたマルシェ】
場所: 茨木ショップタウン (茨木市茨木市西駅前町4 1階) |
それぞれ10時オープン! |
別の団体さんの出店もありますよ~!
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【アグリファーム佐保 Instagram】 |
■2020年11月
旧茨木市民会館そばの広場で開催した「青空マルシェ」での様子も、ぜひ。
【いばらき青空マルシェ、たっぷりどうぞ!15時まで】
■2017年10月【日にち限定「茨木えきまえマルシェ」へGo!】記事もよかったら。