地元農家の台所・かやま食堂「一食だけでも、体に優しい食事を」

はい、茨木ジャーナルです。
(2021年9月29日更新)

茨木神社の東側、ローズWAMの角を北へ歩いていった場所にある「かやま食堂」。

かやま食堂外観IMG_8698

この近くにある、ギャラリーカフェGACAさんを訪ねたときに「よくランチをいただくんですけど、おいしくて、あそこはおススメ!」と教えていただいたお店です。
【お茶とスイーツとアートの空間「GACA」へ。個展開催も気軽に相談!】(2018年11月)の記事もどうぞ。

ちょうどお昼ごろに近くを通ったので、ランチをいただこうと行ってみました。

※現在は閉店しています。(2021年9月29日追記)

かやま食堂店内IMG_8690

ずらっと並んだテーブル席では何組かのお客さんがお食事中。慣れた様子で、カウンターの上に置いてあるお茶を取りに行ったり、おかわりのご飯を器に盛っている方もいらっしゃいました。
なるほど~、半分セルフっぽい感じです。

加山食堂ランチ看板IMG_8697

ランチは3種類の定食メニューがあるようで、どれも小鉢2皿と香物とお味噌汁がついてます。

銀鮭の粕漬け焼きと鶏つくねバーグとカラスカレイの煮付けかぁ、オイシソウだなぁ…と少し迷って、

かやま食堂ランチ豆腐バーグIMG_8689

どーん♪

鶏つくねバーグ定食(700円)をオーダーしました。ごろっとしたつくねバーグは、ボリュームもあるし、ごろっとした見た目も好印象!甘辛い照焼きソースにご飯もすすみます。

かやま食堂ランチIMG_8688

さらに「おぉ」と感動したのが、お味噌汁。こんなに入ってていいの?ってぐらい、お野菜の種類が多くて嬉しかった~。

知り合いのおうちでごはんを食べさせてもらってるような雰囲気で、おいしいし心地いい。ゆっくり過ごしたくなるお店です。

加山食堂店内の壁2IMG_8693

お店の中には、ちょっと昔の懐かしいモノがちらほらあって、例えば壁には小さな窓ガラス。差し込んでくるくる回すカギもそのままついてます。

加山食堂店内カウンターIMG_8694

お茶やおかわりのご飯が置いてあるカウンターにも、よく見ると雨戸が使われていました。「ちょっと昔の懐かしいモノ」がちらほらと飾ってある空間は、なんとな~く時間の流れもゆるやかに感じます。

一日一食でも体にいいものを

かやま食堂は、オーナーが体調を崩したことをきっかけに「一日にせめて一食だけでも、体にいいものを食べられるように」とオープンしたお店です。

今、かやま食堂を切り盛りするのはオーナーの妹さん。ご実家は茨木の農家さん。嫁がれた先も高槻の農家さん。かやま食堂が「地元農家の台所」というのは、その畑で採れた野菜が中心に使われているからです。

能登から届く魚もおすすめ!

地元の茨木と高槻の新鮮野菜をいただける、かやま食堂。実は、魚もおすすめなんですって。「能登にいる知り合いから、魚を入れてもらってるんです」と教えてくれました。

まぐろがドーンと届いたときには「ゲリラ定食」として、お刺身の定食も出るのだそうです。
「お刺身の定食も値段はそのまま、700円。『安くしとくから値段はそのままで食べてもらってやー』と、その知り合いから言われてるので(笑)」

かやま食堂店内の壁1IMG_8692

上の写真は、入り口そばに飾ってあった、せいろ。そばに「LINE登録してね~」というお知らせが貼ってありました。
「ゲリラ定食」などのお得な限定情報は、ラインでピピっと流れてくるそうです。

土曜は、お母さまが店を手伝ってくれるので900円のランチも登場。「たまに、おはぎがサービスでつくこともあります」と、そんなところも「知り合いのおうちでごはんを食べさせてもらってる」っぽくていいなぁと感じました。

「体にいいものを」って特別な何かというよりも、自然の恵みが育てたものをシンプルにいただくことなのかなぁ…と感じる定食でした。「おうちのごはん」って、昔からそういうものでしたよね。「体にやさしいごはんを食べたいなぁ」と思ったときに、おすすめしたいお店です。

【かやま食堂】(閉店しています)

所在地: 大阪府茨木市元町5-13 ヴィラナリー元町 1F
営業時間 11:00~14:00 / 17:00~22:00
日・祝日休み

大阪府茨木市元町5-13 ヴィラナリー元町 1F

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