茨木北部にテーマパーク?博物館?cafeとまり木は大人の隠れ家!
はい、茨木ジャーナルです。
2021年秋に茨木市北部・いばきたで「どんなことになるんだろう…」とドキドキする工事をしている場所がありました。
「年内にオープンするかな~」とおっしゃっていた、カフェとまり木さん(茨木市泉原)。
5月20日にオープンしていました!
(写真は2021年10月)
■2021年10月12日公開の記事でどうぞ。
【いばきた(茨木北部)に新スポット?オモシロそうなcafe作ってた】
SNSで先日「おすすめ」として流れてきたんです。
5月の半ばに近くを通った時は「まだ工事してらっしゃるなぁ」という様子だったのでビックリ。
行ってみました!
茨木市泉原にカフェオープン!
カフェとまり木は、どこからどう紹介しようか…と迷っちゃうほど「ひゃ~ん」と、驚くことがいっぱいの空間でした。
建物の周りを見ても「わぁ、ステキ!」な雰囲気たっぷり。建物のなかはさらに、驚きの連続でした。
敷地の壁面は、テーマパークで見るようなつくり。「一度しっかり塗ってから、模様と色をつけていく」という手の掛けよう。
のぼりも出ていて「Open」のプレートも出ていましたが、とにかく扉を開けるところからドキドキ。
入っていいのかな、大丈夫かな…とそぉっとオープン。
すぐにスタッフの方が来てくれて、案内してくださいました。
落ち着いて過ごせるラグジュアリーな1階
カフェとまり木は、入った瞬間から「わぁ‥‥」とビックリ。写真を撮りそびれちゃうほどです。
ほの暗いエントランスの先には、壁一面にコーヒーカップ!
そこから振り返ると、
落ち着いた雰囲気の空間になっていました。
シンプルなテーブルやイスは、重厚感もあって「大人の空間」だなぁと感じます。
カーテンも「きちんと感」が表現されていて、落ち着いてゆっくり時間を過ごしたいときにピッタリかも。
この奥にあるのが、
半個室の空間。
前に来たときは、ここで話をお聞きしたんだっけ。明かりが入る窓の反対側を振り返ると、
これこれ、これです!
去年の10月に、すでにできていた木の幹。
石壁のようなゴツゴツ感がありますが、明るめの色使いとゆらぐ明かりから、柔らかさも伝わってきます。
壁面の扉には、スプーンの取っ手が!
壁や大きな飾りに目がいきますが、細かいところもオーナーの楽しいアイデアがあって、楽しいです。
遊び心を散りばめながらも、ここで過ごす快適さもちゃんと考えられていて、その一つがテーブルのサイズ。
向かい合ってもゆったり食事できるように、天板は板を継いでアレンジ。
「広いテーブルにするために、脚部分も作り直しました」と、よく見るとテーブルごとに脚のデザインが異なっていました。
「ほしい。でも、ない。だから作った」というところが、ステキだなぁと感じました。
オーナーのこだわりを感じる空間です。
物語に入り込んだような2階の空間
洞窟を抜けていくような小さな階段で上がった先には、
秘密にしたいような空間がありました。
1階、そしてこの2階、階段…。
どこにいても、テーマパークのアトラクションのなかにいるようです。
どんな調度品を置くのかを先に決めて、それに合わせてデザインしたという、こだわりのある贅沢な空間。
逆光で見づらいのですが、
窓際のこのセットが「ここの主の部屋」のイメージなんだそう。
これ、オモシロイ~!
『ここの主の部屋』という視点で眺めると、部屋のあちこちから物語が伝わってくるように感じるんです。
『あの扉の向こうに主のプライベートな部屋へ続く廊下があってぇ』なんて想像してしまう。
壁面には、年代もののさまざまなカメラが展示されていて、なかには「スパイカメラ」という、服や持ち物に隠して撮影するためのものも!
「ここの『主』って怖い人なのかも…」な想像もオモシロイでしょ。
『主』の席の窓際には、銃のような形をしたものも展示されていました。
動画をとるためのカメラなのだそう。初めて見ました、ビックリッ!!
あちこちに古いカメラが飾ってあって、まるで博物館のようです。
空間は、壁が剥がれ落ちたり梁がズレたり…と、朽ちかけた様子も表現されていて、年代もののカメラが馴染んでいるのも、ステキな演出。
「下地を丁寧にならして、材料を塗り、一度完成させてから叩いて崩していく」という、なんとも手の込んだ工程を経て、完成した空間です。
ここにいるだけで、たっぷり楽しませてくれますよ~!
ゆったりティタイムを楽しみました
私が行ったのは、14時を回ったころ。
ランチタイムは過ぎているので、お茶をいただきます。
チーズケーキ(700円)と白桃アールグレイ(900円)を選びました。
白桃のアールグレイは、ドイツの老舗ロンネフェルト社のスリーピングポットで出てきました。かわいい~!
ポットのなかは、お湯と茶葉の入るスペースが分かれていて、2杯めからも紅茶が濃くならないのが特徴。
3分ほどたったら、
ポットを少し起こしてあげて、
こう、立てます。なかの紅茶がこれ以上濃く出てしまうことは、ナシ。
桃の爽やかな甘い香り~!うっとりしてきます。
チーズケーキは、とまり木さんでも「おすすめのメニューのひとつ」だそう。
甘さも控えてあって、コクもあるけど爽やかなおいしいケーキでした。口当たりがなめらかで、とにかく軽い~。
スリーピングポットで紅茶を入れて…ということは、私もふだんはしないので、とっても優雅な気分に浸ることができて、大満足。
日常からちょっと離れたような空間で、ちょっと手間をかけてお茶をいただく…、しかも平日~♪優雅だー。
おとぎ話の中に、いやテーマパークのアトラクションのなかで主人公になったように、ストーリーを想像して楽しめますよ!
そうかと思うと‥‥、
なぜお鍋~!?…なんて茶目っ気たっぷりの照明もあって、こういう力の抜け具合もイイ!
大人のための隠れ家カフェへ『探検』に行くような…そんなお出かけスポットです。
私のカメラには「わぁぁぁ!」とはしゃいで撮った写真がもっとたっぷり。でも、実際に「カフェとまり木」で探したほうがきっと楽しい!
ぜひ!
所在地: 茨木市泉原1212 |
営業時間 11:00~17:00 不定休 |
カフェとまり木インスタグラム 営業時間のことやメニューなど、SNSで最新情報をご確認ください。 |
今回はちょっとお茶をしてきたのですが、メニューはいろいろありました。
ほんの一部だけチラッと紹介。
・ランチ(A,B)2,500円
・カルボナーラ 1,500円
・たまごサンド 900円
・野菜カレー 1,300円
・パフェ 1,000~1,400円
・コーヒー 600円~
上記は、私が出かけた6月6日時点のものの一部。
内容や料金は変更になることもありますので、お店でご確認くださいね!
(シャンデリアと欄間って…という組み合わせに驚いたお部屋も)
「泉原」バス停で降りてすぐの信号を左折。坂をぐっと上ると「カフェとまり木」です。