茨木童子が自分の顔を見てショックを受けた「貎見橋(姿見橋)」跡」-茨木の風景-
どぉも、いばジャルです。
先日も「なんか、持ってるぅ!」とお伝えした茨木童子くん。
茨木市内には、色んな場所「茨木童子」を見ることができるのですが、
茨木消防署のそばにの広場にも、もちろん彼が立っています。
この童子くんのそばには、立て看板があります。
色々と言い伝えはありますが、大まかにまとめると次のような話です。
茨木童子は、水尾村で生まれたのですが、
生まれた時すでに、髪も歯も生え、すぐにゴソゴソしだしたので
母親が「鬼の子が生まれたー!」とショックを受け、
近くへ捨ててしまいました。
たまたま近くの床屋に拾われて育ててもらうのですが、
床屋の修行をしているとき、謝って客の頬を剃刀で傷つけてしまいました。
その血をなめ、その味を知ってしまったことから、
それ以降も、客の頬を傷つけるようになってしまい
店の評判は落ち、客足は遠のくようになりました。
ある時、通行人がおびえた顔で童子を見るので、
近くの川に自分の顔を写して見たところ、
なんと、鬼の顔になっていたました。
慌てて山の中へ逃げ込み、大江山酒天童子の手下になり、悪さをしてまわりました。
そんな時、神様から、父親が病気であると知らされて
看病のために村へ帰ってくるのです。
「捨てた親のことを怨まずに、よく看病してくれた」と
父親は感謝しながら亡くなり
童子はあとのことを村人に頼んで、また大江山へ帰っていきました。
その、「童子が川で自分の姿を見たところ」が
「貎見橋(姿見橋)跡」として、残っています。
それが、ここ。
ずーっと前にも記事にした、茨木高校前の兵桝です。
くまもんやふなっしーのような無邪気な可愛らしさは
お世辞にも「あるや~ん」とは言い難いのですが、
「あんまり可愛くない微妙な愛らしさ」が、あるような気がするのですが、
茨木市民のみなさんは、いかがでしょう?