茨木市名誉市民・川端康成の没後50年特別企画展がスタート

はい、茨木ジャーナルです。(2022年4月25日更新)

今日の茨木市の天気は、曇りのち晴れで、気温も昨日とほぼ同じ。

そんな4月16日。
今日は、茨木市名誉市民の川端康成の命日です。

なりきり康成日付DSC02683
(写真は2016年12月)

1968年(昭和43年)に、日本人初のノーベル文学賞を受賞した川端康成が亡くなってから、今年はちょうど50年。

茨木市上中条の川端康成文学館では、没後50年の特別企画がスタートしています!
(2022年4月15日~5月29日)

「古都をかける川端康成」展

0414川端康成文学館お知らせ看板IMG_2299
「古都をかける川端康成」展は、

京都を「駆け」回ったことによって「書け」た『古都』をめぐるエピソードを紹介することで、川端が古都に「懸け」た思いを

探る企画展だと、チラシに載っていました。
(かけとるなぁw)

0414川端康成文学館前でリーフレットIMG_2304

「古都」は人気の高い小説で、執筆には大変な苦労があったことも伝えられているのだそう。

そんなエピソードや、川端康成の思いに触れられる展示です。

「古都をかける川端康成」展
■会期 4月15日(金)〜5月29日(日)
■時間 9:00〜17:00
■休館 火曜、祝日の翌日
4月30日と5月6日は休館日です。
■※入館無料
建物の裏に駐車場(有料)あります。
【川端康成文学館へのアクセス】

0414川端康成文学館外観IMG_2300

この企画展が始まる前日だったかな…、川端康成文学館へ行ってみました。

前日だったので展示の予定スペースは閉じられていましたが「おぉぉ、たくさんの見られそう」な感じでした。

小磯良平さんの絵も展示されるのだとか。

新しい発見が‥‥というのでなく、文学館で所蔵しているものからテーマに沿った展示がされて、装丁などアートを見るようにも楽しめそうです。

0414川端康成文学館前でIMG_2303

ちょっと前の新聞で、新しい資料(お手紙だったかなぁ)が発見されたと報じられていましたが、あれは鎌倉市の記念館の所蔵の話。

茨木市の文学館では、数年前に見つかった、好きな人からの手紙も展示されていますよ~。
(めっちゃ切ないねん…)

あ。

ノーベル賞の受賞式でもらう賞状の展示は、ありました。(ホンモノかなぁ?)

キレイですよ、鶴の絵も文字、カリグラフィーというのでしょうか、美しいです。

【追記】2022年4月18日

スミマセン。「好きな人からの手紙」の展示は、私の記憶違いです!
今日(4月18日)に再訪して、勘違いに気付きました。写真と一緒に「こんなことがありました」と案内が出ています。

ノーベル賞の賞状は、アクリルの下にあって本物のように見えたのですが…、やっぱり本物ではありませんでした。
ノーベル賞のメダルとともに、コピーでございます。

ちなみに、文学館の方によると
「賞状の絵が、受賞者ごとに異なるのは有名ですが、メダルは、受賞する部門によってデザインが異なります。文学賞は、女神が読む詩をそばで青年が聴いている場面ですよ」とのこと。

コピーではありますが、ぜひチェックを。
(追記は以上)

■2018年の展示は、ハンパなかった!
【川端康成文学館、ハンパない!ノーベル賞のメダル、展示してるもん!】
(2018年8月11日公開)

0414川端康成文学館スケジュールIMG_2302

久しぶりの文学館は、感染症対策もあって、川端康成のゆかりのスポットがわかるマップのボタン(ピッ通したら、マップのスポットが光る、あれ)は、使用中止になっていました。

映像で解説を見ることができるところも、いまはお休み。

それでも、ゆっくり見るとちょうどいいなぁという展示になっています。手紙とか原稿を見るのが、私はおもしろいなあと眺めています。

04098元茨木川緑地川端通りの風景IMG_2069
(写真は2022年4月9日)

例年、6月の誕生日に合わせて開催される企画展ですが、今回は「命日に合わせて」とのこと。それはなかなか珍しいことだそうなので…、せっかくなのでお散歩がてらにぜひ。

川端康成の本IMG_9621
(写真はイメージ)

川端康成文学館が主催する文学講座でも「古都をかける川端康成」という企画がありました。

なりきり康成1DSC02680

ぜひ!
※上の「なりきり康成」も今はお休み中です。

(追記)書斎の撮影は、可能です。文学館の方へ声をかけると開けてくださいますよ~!

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