茨木市の井於神社で見ておきたい龍とキツネ-茅の輪くぐりは7/7まで!

はい、茨木ジャーナルです。

6月30日に夏の大祓・茅の輪くぐりがありますよ~と、茨木市内の神社(茨木神社、井於神社、佐奈部神社)を29日に訪ねたときの様子を紹介していました。

【茨木神社の大祓い・輪くぐりは6/30~7/1午前中まで。花手水もキレイ!】

0629手水舎の龍IMG_1808
(2021年6月29日井於神社で)

【くぐり方もチェック!茨木市の井於神社と佐奈部神社で-大祓と茅の輪くぐりは】

0630井於神社茅の輪IMG_1878

茅の輪をくぐれる期間は、たいていその日か次の日ぐらいまでですが、井於神社では、今年は7月7日まで茅の輪が置いてあるんですって。

茨木市蔵垣内にある井於神社なら、今から行ってもまだ茅の輪くぐりをすることができますよ~。

6月29日と30日に井於神社へ行ったとき、聞かせていただいて「おぉ…!」と思ったことが3つあるので、紹介します!

1、絵馬でなく短冊に願いを

0703井於神社IMG_1941

井於神社へ行ってみて「わぁ、おもしろい」と思ったことの一つが、今なら笹に短冊を飾れるということ。

0703井於神社の七夕の笹IMG_1938

絵馬所で、絵馬でなく短冊に願いを書く…というのが、ユニークだなぁと思ったんです。

上の写真は7月3日のもの。
6月30日に行ったときは、短冊もちらほら…でしたが、あっというまにたくさんの願い事が!

「子どもたちはもちろん、おとなの方の願い事も。こんな時だからか、新型コロナのことや家族の健康を祈るものも多いですよね」とのこと。

茅の輪が置いてある7月7日まで願い事を書くことができます。

2、井於神社の本殿で目線を上に…!

0629井於神社本殿IMG_1813

2つめは「屋根のところ、あそこもキレイになったんです」と宮司さんに教えていただいた本殿にあります。

それが、龍。
建物の中の修復工事をした際に、お参りするところにある「龍」も直してもらったんですって。言われないと気に留めることもなかった…!

0629井於神社本殿の龍2IMG_1816

ここの龍は、細いひげば折れたままになっていたそう。今回、建物の修復工事の際に、ひげをきれいに修復してもらえました。

ぱっと見て、折れていたことはわからないほど、なめらかなひげ。

さらに、

0629井於神社の龍IMG_1811

目も入りました。
これで龍に表情が出てきましたよね。

さらに「色も塗ってくれました」と、龍の舌や爪部分が鮮やかになっています。
この色は、約300年前の色をほぼ忠実に再現したもの。鉱物なども原料にしているのだそうです。

目とヒゲ、さらに鮮やかな色も入って、龍の勢いが感じられるようになっていました。

龍って、水をつかさどる水神として、おまつりしているところは多いですよね。
雨が降らないと困るし、極端でも困るし…と思いながら、またお参りをしてきました。

3、木の陰におきつねさまも

0629井於神社参道IMG_1802

井於神社は大鳥居から進むと、右手に絵馬所と本殿。

左手に古い灯篭が並んでいます。下の写真は、本殿側から灯篭をみたところ。

0624井於神社の絵馬所IMG_3483
(写真は2020年6月)
今、ここに七夕の笹が置いてあります。

0703井於神社のおきつねさんのほうIMG_1936

実はいま、灯篭の奥が子どもたちや近隣の人たちに親しまれている場所になっています。

それが、このおきつねさん。
井於神社の近くにあった製薬会社の敷地から、移設されています。

0629井於神社のおきつねさんIMG_1820

子どもたちには、ちょうど腰から胸ぐらいの高さになるおきつねさん。そのため自然と頭を撫でている子どもたちが多いそう。

おきつねさんは、よく見ると口にそれぞれ、巻物と玉を持っています。

巻物は「知恵」、玉は「財宝」の意味。

自然と頭を撫でている子どもたち…。
大人も、よかったらぜひ。

0629井於神社鳥居IMG_1801

宮司さん、禰宜さんのお話では、令和の時代になっても井於神社について新しくわかることが、まだまだあるのだそう。
「古いものがある街って、やっぱりいいなあと思います」という言葉も心に残りました。

茨木と摂津市と吹田市ともすぐ近い場所にある、井於神社。
わざわざ行く場所のようでもあるし、でも訪れる人には親しみのある存在になっているようにも感じます。

時がとまったような境内の雰囲気もステキですよ。

井於神社
茨木市蔵垣内3-5-15
【茨木市 井於神社公式サイト】
周辺の道は細いのですが、境内の北側から行くと駐車できます。

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